九州気候対応型自然塗料 アトリエ彩・暮・楽  Q and A

革新的な技術で世の中を動かす企業を目指します



Q1:  ワニスとオイルフィニッシュの違いは?

A. 暮らしシリーズのオイルの中で、ナチュレオイルはワニス!!アマニ油ベースの油脂と松根油から取れるテルペン樹脂を長時間高温で反応させたテルぺン樹脂を塗りやすく調合してあります。
胡麻油位の粘度で刷毛で塗りのばして仕上げます。
その他のオイルはオイルフィニッシュに該当。
用途に応じて油や樹脂を選択して調合してあり、更に塗りやすく薄めてあります。
ビルダーズは溶剤を含まず植物油のみが原料です。
オイルフィニッシュの場合は、塗った後に木肌に吸い込まれず残ったオイルを拭き取る作業が加わることです。この工程を怠ると乾きが悪く、いつまでもベタベタした状態が続いてしまうので注意!

Q2:  蜜蝋ワックスのみを汚れ止めに使いたい

ワックスとは基本的に塗膜を保護する役割を目的に作られているものです。仮にワックスのみを塗布しても、汚れは染み込んで黒ずんできます。
自然系塗料のオイル製品を塗布した後に仕上げとして用いて下さい。
小まめなワックス掛けで塗膜をより長く持たせることができます。
オイル効果とワックス効果を兼ねた白木用オイルワックス、学校等人の出入りの激しい場所などにお勧めしている蜜蝋樹脂オイルワックス、コルクタイル用のワックス、既製のフローリングや化学塗料塗布の床等のメンテナンスにも使える水性ワックス等用途に応じて選べます。

まずはご相談ください。

 Q3:  古来の柿渋・漆・米ぬか磨き・油の塗布 etc

A. “化学塗料ではなく自然のもので塗りたい。”という発想の後にまず、「古来から塗られてきたもので塗ろう!」と思い立つ人が少なくありません。
確かにどれも日本人の知恵が凝縮された素晴らしいものです。しかし、塗装屋の立場から見ると塗料の果たすべき役割や効果、耐候性、使い勝手など期待できない面も多く、過去化学塗料に移行してきた経緯を考えると単に昔に戻せば良いとばかりも言えません。
ではどうするか・・から開発は始まりました。

 Q4:  Q3の材料と自然塗料はどう違うの?

A. 我々は自然のもの、体にできるだけ害のないものを用いながら、塗料の果たすべき最低限の役割等も持ち合わせている製品づくりを目指しています。
また、これからの時代、素材や条件に応じた設計のできる塗料が必要だと考え、常に研究開発を重ねています。
地球と人の体にやさしい事はもちろんの事、素材の特徴や良さを引き立たせる事のできる塗料を選択する事、使用条件等に見合った塗料を選択する事、これが塗料の設計なのです。

Q5:  製造時には地球に負荷も掛けているのではありませんか?

A. そうです。
高温で熱したり、精製するなどの工程で、自然塗料といえども多少の負荷は掛けています。だからこそ、塗らない事を前提にじっくり考え、塗らなくても支障の無いところと塗るべきところを選別しながら使っていって欲しいと考えています。
特に、アレルギー等の症状を持つ家族がある方は、症状を悪化させる可能性を押してまで塗ることも無いのです。
まずは体を守ることから考えていきましょう。

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